質の高いメンテナンスは、製品の性能、品質を維持・向上させることができ、製品そのものの延命を可能とします。限りある資源の有効活用こそ、我々の存在意義であり、我々のDNAとなりえるものです。“メンテナンスサービス”と“ものづくり”の素晴らしさとその可能性を拡げ、お客様と社会と地球の未来のために貢献してまいります。整備技術の追求に終わりはありません。船舶のエンジンや動⼒エネルギーが多様化している現代では、整備サー ビスに求められるものも多様化しています。東京ノッズルは⻑年、船舶の安全航⾏やプラントの安全運用を⽀えてきた整備修理のスペシャリストとして、さまざまなニーズに柔軟に対応してきました。そしてこれからもお客様 に⼀層求められる存在であり続け、お客様の安全と地球の未来を守り続けるために、技術⼒と品質を磨き、“東京ノッズルらしさ”を大切にしながら社会に貢献してまいります。
当社は設立以来、半世紀以上に渡り、日本各地で船舶と陸上施設の原動機メンテナンスを支えてまいりました。その活力の源泉は、整備や機械加⼯に携わる⼀⼈ひとりの想いです。それは、確かな品質を⽣み出す技術になり、整備‧修理を通じてお客様の安全を守るという責任感となります。これは東京ノッズルのDNAであり、これからも受け継いでいくべき大切なものです。
社内マイスター制度を導入し認定することで、高度な専門技術、責任感とプライドをもった人材を育成することにより、業界全体の品質向上とスキルアップを実現することが当社の使命であると考えております。
私たちの整備サービスの特徴は、お客様のニーズに対し、技術と経験をもって柔軟に対応する事です。そこにはデータ化できない微細な手感覚のような、いわゆる職人気質なノウハウも含まれています。そして私たちにしか実現できないサービスを提供するためには、⼼も⾝体も健康であることが重要です。働くときはしっかりと働き、休むときはしっかりと休む。そのような働き方は結果的に高品質のサービスにつながると考えています。そして優れた技術集団として更に高みを目指ざすには、努力が正当に認められる仕組みを作ること、社内の環境整備もしっかりと行う。それが私たちの最優先課題です。そんな働き方ができて、誰もが認められていると実感できる職場を実現していきます。
私たちの整備サービスの特徴は、⾼い⽔準にある整備技術はもちろんですが、必要な部品の調達及び延命修理を⾃社で⾏い、ニーズに応える提案ができることです。そのためには常にエンジンの進化を学び、柔軟に対応していく準備が必要です。今後、脱炭素を目的とした環境配慮型のエンジンが着実に増えていきます。そのメンテナンスはまだ未知数。だからこそ、私たちはこれまでの経験やものづくりのアイディアと品質を活かし、時代に合った技術サービスを提供し、想定外のトラブルにも対応できる準備を常に進めています。
当社では、SDGs宣⾔の策定にあたり、マテリアリティの特定を⾏いました。SDGsやパリ協定、および⾃社が取り組んでいる社会課題を抽出し、⾃社における重要度とステークホルダーへの影響度の2軸でマッピングを⾏い、分析しました。マトリックスの右上が私たちのマテリアリティとなり、外部有識者との対話と検証によって最終的に決定しました。
当社では、事業活動のすべてのステージで、SDGsを視野に⼊れた活動に取り組んでいます。SDGsポリシーの下に、新たに⼒を⼊れていく取り組みに加え、従来から私たちが推進してきた活動をバリューチェーンのそれぞれのステージに⽰しました。