MAINTENANCE 01

プランジャー・スリーブの再生修理

プランジャーとスリーブは舶用ディーゼルエンジンの心臓部である燃料噴射ポンプに組み込まれる重要な部品です。過酷な使用環境の中で稼働するため、摩耗や腐食、固着などにより部品のダメージが進むとエンジンに大きな影響がでる恐れがあります。そこで定期的なメンテナンスを行い、部品の品質チェックを行うことが大切です。プランジャー・スリーブの再生修理は難易度の高い加工技術を要します。東京ノッズルは豊富な経験に基づく技術とお客様ニーズに対応するサービスを融合させ、付加価値の高い再生修理メニューを用意しています。

プランジャー

東京ノッズルは長年培ってきた再生修理技術により、使用限度に達したプランジャーに代わる部品を自社でスピーディに再生します。プランジャーとスリーブのメンテナンスを数多く手掛けて蓄積したノウハウを活かし、精度の高い機械加工から材料管理、クリアランス管理までを自社で行い、高耐久で高品質な再生修理をご提案します。

  • 東京ノッズルオリジナル再生部品

    数多くのプランジャー再生修理で培った技術力で新品と同等以上の品質を備えるプランジャーを再生します。私たちは設計図がなくてもオーバーホール時の部品計測から正確な寸法を割り出し、東京ノッズルオリジナル部品のプランジャーを新造することが可能です。また摩擦圧接技術を応用したプランジャー再生も実績があり、耐久性の向上と低コストを両立させるなど、お客様ニーズにお応えします。

  • 付加価値コーティング

    舶用エンジンに使用される燃料の変化にともない、燃料噴射ポンプの組み込み部品においては対策が求められています。東京ノッズルはプランジャーの耐久性をはじめ、耐腐食性や耐固着性などを高めるために付加価値コーティングをご提案。東京ノッズルオリジナル部品として再生したプランジャーに各種コーティングを施し、燃料噴射ポンプのトータルメンテナンスを自社でスピーディに行えるのが強みです。

スリーブ

燃料噴射ポンプの整備では、プランジャーの付属品であるスリーブのメンテナンスも併せて行います。摩耗の激しいプランジャーとペアでオーバーホールし、熟練技術者の厳しい目で計測、点検、診断を実施。間隙の寸法管理を徹底し、ダメージ部分の速やかな調整により、プランジャーと組み合わせて正常に稼働できるよう整備します。

PROCESSING
TECHNOLOGY

摩擦圧接(真空個相接合)技術

回転と摩擦熱により異素材同士を一体化して部品再生に応用しています。

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